フロイトのウナギ
- 代表 本吉 進
- 2019年11月4日
- 読了時間: 3分
最低でも週に一度のUPを誓って始めたサイト・ブログにもかかわらず、
セミナーの準備等の忙しさを理由にさぼる日々が続きました。
3連休で久しぶりに余裕ができたので、まとめてUPすることにしましょう。
もう1月半近くが過ぎてしまいましたが、唐突ながら、自分の趣味に、
「ウナギ釣り」を加えることとしました。
江戸川(新旧)や中川でウナギを狙って釣り糸を垂れている人がいるのは知っていたので、前から関心はあったのですが、この度、色々思うところがあり、実践に至りました。
今年は週末に悪天に見舞われる展開が多かったと思いますが、決行は9月23日の祝日、なんとこの日は奇しくも、フロイトの80回目の命日なのでした!!
で、これは、上記の「色々思うところ」に十分にかかわっている。
フロイトが好きな人は知っている人も多いかと思いますが、フロイト19歳の時に書いた彼の処女論文は「ウナギの精巣とされた葉弁つきの器官の形成と組織に関する観察」といって、400匹ものウナギを解剖しまくって、謎の多すぎるウナギという生物の生殖機能の解明に一定の貢献をするという、当時の神経学の領域ではそれなりの業績とされたものでした。
残念ながら全集には入っておらず、私は日本人研究者がまとめた論文をネットで一瞥したのみですが、処女論文からいきなり生物の「性」を正面からテーマとしているのは、さすがと言いますか、まさしく、偉人は処女作に向けて成熟するという例の典型かと。
(あと、父方の祖父(福岡の大川市)がウナギ屋(蒸籠蒸し)を営んでいた家系ということも「思うところ」の一環ですが、ここにエディプス的な心理があるのか、わかりませんw)
で、肝心の釣りですが、この日は温暖で気持ち良さそうだったので、決行したところ、恐ろしく強い南風で、ぶっこみ釣りの仕掛けを投げるたびに、風や川の流れ(上流への逆流!)で持っていかれるので、釣果を期待する以前のレベル、1時間と少しで準備した仕掛けや餌が底をつき、命日のフロイトの加護も一切なく(そんなのあるワケないw)、あえなくほろ苦いデビュー戦となりました。
で、10月は引き続き週末は(巨大な台風も含めて)悪天に見舞われる日々が続き、ウナギは秋以降は摂餌をやめるので、シーズンは終了。ただ、来年の春のシーズン再来に向けて、また一つ、良い楽しみが増えました。
今年は1日だけのウナギ釣りでしたが、成果は餌の「ミミズ」を克服したことでしょうか。小学生の頃、釣りに一時凝っていた時以来のミミズの餌付けでしたが、釣り業界のブランド(?!)としては有名な「大関」なる名称の太ミミズ(写真で釣竿を横に置いてある緑の箱)を購入してのトライでしたが、軍手での餌付けでも最初は鳥肌がたつような抵抗がありましたが、今回はこのミミズに対する関心が高まった機会でもありました。
で、そのミミズに対する「思うところ」を次のUPにて。


Comments